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平成20年8月29日金曜日

東京家族漫遊記:第六章「みんなの笑顔」

※初めてこの漫遊記をご覧になられる方は、このシリーズの序章
東京家族漫遊記:序章 からご覧ください。
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さて、睦稔さんと握手することになったざぶん家族。

あまりにもうれしくて、ひでおさんの撮ってくれたボクネンさんとご対面するシーンを何度となく見ていたりします。ひでおさん、ありがとう!
ちなみに、長男は、ひでおさんのことをびでお先生と呼んでました・・・確かに(笑)

さて、ちびっ子三人がChojiさんデザインの「命の森」カタログをそれぞれ持ちます。
「君たち、兄弟か?」
「うん!」
さらにまぶしいボクネンさんの笑顔が光りました。きっと、子供が大好きなんですね、ボクネンさん。

「おぉ。確かに(大中小と)並んでいるな!」

(睦稔さんところも男三人なんですよね)という声に、
「うちは女の子もいるから、四人なんだけどね」
とのコメント。うーん、うちは、打ち止めです(^^;

「山形から来てくれたんです」
とのひでおさんから一言。
「山形から?わざわざ来てくれたのかぁ!」
とボクネンさん。ねぎらってくださってありがとう。でも、山形より沖縄の方が遠いです。

で、私たち夫婦は、
「は、はい!」
とボクネンさんの問いかけに、緊張した笑顔で応えるのが精一杯。ボクネンさんの笑顔に圧倒されまくりです。
でも、ビデオで確認したからわかるんですが、私たち当事者は勿論、子供達も周りを取り巻く人たちもみんな笑顔なんです。

寅さんが以前、
「睦稔さんの笑顔はすごいよ」
と言っていたのがよくわかりました。この笑顔は、みんなを幸せにしてくれる笑顔なんですね。

でも、緊張しまくりで、「話そうと思った久米仙フォトコンテスト入賞の話」や「私のオリジナル応援団名刺を渡すこと」、「自分も命の森プロジェクトスタッフであるということ」などという私の野望は、すべて飛びました(笑)

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さて、サインの時に、子供たちの名前を聞かれました。
「かずま はやと りゅうや」
と答えました。ご厚意で、名前入りのサインを書いてくれるとのこと!
(ラッキー!)とメモ紙にそれぞの名前を書いたところ、それぞれのカタログに、それぞれの名前を入れてくださいました。

でも、このカタログ、確かに3部ありましたが、そのうちの二部は、本来は友人のと会社のCDの分。しかしながら、この時点で、すべてうちの家宝になりました。(ーー;
みなさん、これは内緒ですよ。(笑)

さて、サインが終わって、子供たちはそれぞれ握手してもらいました。
長男は握手をかわし、そして、
「ありがとうございます!」
と去っていきます。

二男は、握手したのですが、その握り方が弱々しかったのでしょう。
「だめ、もう一度。男は力を入れんと!」
とダメ出しされました。
で、もう一回握手しなおしました。(二回握手できて良かったね)
今度は力いっぱい握手をしたみたいです。
「そ。男はそうでないとね!」
と言われてました。
そういえば、前にひでおさんに聴いた話がありました。
『ボクネンさんは握手のパワーで男を見る』ということを。

そして、三男のりゅうの番です。一番小さいのに、
「ありがとうごじゃいましゅ!」
と一番大きな声で挨拶できました。
「よし、いい挨拶だ!」
とボクネンさんに褒められました!(えらいぞ!りゅう!)

そして、ボクネンさんとの握手の場面。三男は大きな声で挨拶できて褒められたので満足したのか、あろうことか、ボクネンさんが「握手!」手を出した瞬間!彼は、振り向いてたち去ろうとしてました。(汗)

「あ、りゅう!あきゅしゅ!」
私の口もしどろもどろです。強引に三男をくるっと回し、もう一度ボクネンさんの方に振り向かせて、きちんと握手させました。

でも、ボクネンさんの笑顔の中にも、ちょっと行き場を失ってしまった右手の分、寂しそうな感じを見たのでした(笑)

でも、その分、しっかりと私たち夫妻も握手させてもらいました。
握った感じ、大きくて包まれるような感じがしました。この手で作品を彫っているのですね。
感動のひと時でした。
そして、子供達も嫁さんも、なんだかんだ言いながらミーハーでした(笑)
しっかりとサインしてもらって、握手した感動をいつまでも記憶に留めておいてもらいと思います。
なにせ、この体験と思い出は、すごい財産ですから・・・

いつか、我々が地上からいなくなっても、このスペシャルイベントを孫の代まで語り継いでいってね。

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そして、そのあとのマイミク「ミーさん」のカメラマンとして撮影したり、ゆあみさんとしばし歓談したり、マイミク「イナセなギンポさん」とごあいさつさせてもらったり、ちょっと足が宙に浮いているような感じでしたが、いろいろな人とご挨拶などさせてもらいました。

でも、そろそろ帰ることにしました。今回の主役は子供たちですから、今度は子供たちの番です。
ひでおさんやお世話になった人たちに挨拶して、文化館を後にしました。



そしたら、龍村監督のかわいい女の子がお迎えにきておりました。監督の顔が、いつもは見られないような優しい笑顔のシーンを見ることができました。あとからひでおさんに聞いた話では、龍村監督のお子さんだということ。地球交響曲 第五番で生まれた赤ん坊がこんな形で見かけられたのは幸運でした。

さぁ、雨も降ってきたようだから、急いで原宿駅に戻ろう!
こらこら、東京まで来てセミの死骸は拾わなくていいよ、君たち!

※写真が少ないのは、睦稔さんと対面するだけで精一杯だったから。
 どなたか、わが家族を写した写真があればありがたく頂戴します。(^^;
 そして、このブログに掲載したいと思います。

※で、写真が送られてきました。オフィシャルカメラマン、まっちゃんありがとう!!

 アルバム:「睦稔さんに出会った!」

送信者 睦稔さんに出会った!

平成20年8月28日木曜日

東京家族漫遊記:第五章「迫力の笑顔」

※初めてこの漫遊記をご覧になられる方は、このシリーズの序章
東京家族漫遊記:序章 からご覧ください。
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さて、休憩所で休憩するはずが、カキ氷とコーヒーとミートスパゲッティを頼むことになりました。
これから生のボクネンさんにサインしてもらうので、スパゲッティがTシャツにはねないよう、紙ナプキンを首の周りに張り巡らし、完全防備で食べさせております。

15:45・・・サイン会まであと15分

ようやく食べ終わりました。速攻で片づけをして、展示室の入り口の前に行くと・・・
すでに、ライブトークを終え、サイン会に来た方々の長蛇の列!
雨もけっこう振ってきました。「ポツポツ」から「サー」ぐらいになってきたのでしょうか?
でも、外の通路には屋根があるので、安心です。

ということで、家族みんなで並ぶことにしました。
が、ふと気付くと、並んではみたものの睦稔さんにサインしてもらうモノがない・・・
そういえば、TINGARAのNewアルバム組曲「命の森」のCDを予約していたのでした。
実は、予約特典として、展覧会「命の森」のカタログ(Chojiさんデザイン)を貰えることになっておりました。ちなみに、私のと会社のと友人のと三枚よやくしておりましたので、カタログも三個に!

それをみんなで買いに行ってしまったため、(今考えると、私だけ列から離れて買いに行けばよかったんですけどね)もう一度はじめから並ぶ羽目に・・・(^^;

まぁ気長に最後尾に並んでいたら、昨年の暮れにお会いした応援団仲間(唐〇さん)がボランティアスタッフとして立っておられましたので、お話しを少しさせてもらいました。ボランティアスタッフの皆様には、頭が下がる重いです。重いじゃなくて思いですね。

そうこうしているうちに、サイン会の開始16:00。
ボクネンさんも社務所からこちらにいらっしゃいました。カメラマンらしき感じの人(湧卵?シャツの人)と来ましたが、並んでいる我々を見て、人の多さにびっくりしておりました。
そして、見ている我々に、ピカーっと光るボクネンスマイルがでます。
先ほどのライブトークでも、ピカッと光る笑顔のイメージが強かったですね。

雨も降っているので、雨のかからない階段に列が移されました。その人と人に挟まれた階段を昇りゆくカメラマン姿が!こちらのカメラマンは、東京にきて何度かお会いしているまっちゃんでしたので、すかさず声をかけました。
「おぉっ!ざぶんさん、いらっしゃい!」
と元気よく去っていきました。知っている人がいるのは心強いものです。生ボクネンさんに会えるという高揚した気持ちと皆さんの熱気に包まれてしまい、その雰囲気に呑まれかけておりましたが、少し安心しました。まっちゃんは、たぶん、TINGARA&BOKUNEN関係で東京にきて、一番お会いしている応援団仲間はまっちゃんかもしれません(笑)つぐみさんよりはあっているかも。

寅さんも並んでいる我々を撮影しております。さすがにピースサインはやめときました(^^;(寅さん日記のアルバムに私も映ってるかも:笑)

子供たちを嫁さんにまかせ、静かに列に並びます。他にも、マイミクやらネット仲間の人たちがいるのでしょうが、見渡して見ても、誰が誰だかわかりません。ですので、大人しくしておりました。だって、ライブトークにいた人たちが、ほぼ並んでいたり、展覧会にいらっしゃるのですから、すごい数なんです。私は、100番目?200番目?(笑)

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"並んでいる図"

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"目の前で握手している龍村監督"
(ドキュメンタリー映画『地球交響曲:ガイヤシンフォニー』監督)

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"撮影するまっちゃん"
(個人情報保護のためブレた写真を載せてます:笑)

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そうこうしているうちに、睦稔さんが目の前にいる位置まで列が近づいていきます。
その笑顔の絶やさない睦稔さん応対に感心するばかりです。それを見ていたら、後ろから
「ざぶんさん!?」
と声をかけられました。その声の主は、マイミクのミーさんです。本日、「会いましょう!」と約束した仲でしたので、
「ミーさん!?」
と挨拶をかわしました。時間もないので、少しだけお話しさせてもらいましたが、予想以上にパワフルぅ~。ボクネンさんへの思いも熱いです!

さて、僕たちの目の前に夢に見た睦稔さんが、真っ黒な笑顔で現れた!

"迫力の笑顔でサイン会を行う睦稔さん"


子供達も、
「あの、ビデオに出ていた人だよねぇ!」
とおおはしゃぎ!(おそらく、テレビに出ている芸能人だと思っている節があるが・・・)

TINGARAのひでおさんが、
「さぁ、次はざぶんさんたちだよ!」
と案内してくれた。持ってきたビデオカメラをひでおさんにまかせて、さぁご対面だ!

平成20年8月25日月曜日

東京家族漫遊記:第四章「睦稔さん」

いやぁ、子供たちは失禁寸前だったようで、社務所に入るなり猛ダッシュでトイレに駆け込んだのでした。
危ない。危ない。だから、あれほど、水ものを控えるように言ったんですけどね。

ひでおさんとしばし歓談中に、家族も順々に帰ってきた。
だから、順々にひでおさんに家族を紹介します。

「長男です。」 ← (ちょっと緊張気味かな?)
「二男です。『箱入り息子』(のモデル)です。」 ← (あれ?大人しい)
「三男です。」 ← (はにかんでるか?)
(みんな雰囲気が読めずあっけにとられている。ささ、あいさつあいさつ)

「こんにちわぁ」(三人ハモる)

そして、後から来た女房を紹介します。
(あれ、妻?女房?ママ?なんて紹介するといいのかな?)とちょっと戸惑います。

「嫁さんです。」 ← (普通だ!)
そして、嫁さんにもひでおさんを紹介する。

「こちらが、いつも話しているTINGARAのひでおさんね」
「いつも、主人がお世話になっております」
「いえいえ、いつも応援ありがとうね」

と会話が進むのだが、その私の応援の意味をわかっているのだろうか?きっと、知らない方がいいと思う(^^;
だって、「ひでおちゃんねる:撮影隊」「ひでおちゃんねる:機械部」は、男の甲斐性(ロマンともいう)だから・・・知られちゃまずいっす。知られたら殺されます。

(最近、「ひでおちゃんねる:生物部」もできたらしい?ね!>かわむつ先生)←こっちは知られてもいいかな?

とりあえず、子供たちにSEIBUデパートで買ってきた「暇つぶし用カードゲーム」を与えた。これは嫁さんの提案である。嫁さんえらい!
しかしながら、これの効果はおそらく30分ぐらいだろう。でも、ロビーで遊んでいるうちに私だけライブトークをのぞくことにした。(あ、ひでおさん、子供の面倒見てね:笑)

扉に向かおうとすると、そこに現れたボクネンズアート東京のスタッフさおたん。今回のプロジェクトリーダーだ!
「本当に来てくれたんですね!」
と言われた。嫁さんの前なので、「そそ、私はいつでも本気だよ・・・」と心の中でつぶやいて、
「はい!」
と答えた。
「でも会場がいっぱいなんですよ!」
「え?」

ということで、講堂をのぞいてみた。
(うげ!)と叫んでしまうぐらいの超満員。すごい、すごいっす!やはり、命の森プロジェクトのメンバーの宣伝の効果もあるのでしょう。すごいです。(シツコイようですが、一応私もメンバー(--;)
ま、13:30からの開始に、14:30ごろ来ているのですから当然です。

立ち見を合わせると、200名の予定に250人以上はいたのでしょうか?(ロビーあふれたちびっ子もいれて)ロビーも気になりますが、20分ほど時間をいただいて話を聞いてました。龍村監督の「炎」Tシャツの話とか「9.11」の話とか、なるほど面白いです。でも、外が気になるぅ。(^^;

そこに、オフィシャルカメラマンの寅さんが来た。
「どうも!」
「いらっしゃい!」
いつにもまして真剣な眼差しの寅さんの邪魔をしないように、声だけかけた。
他にも知っている人がいるし、いるらしい。マイミクさんやプロジェクトメンバーやTINGARA&BOKUNEN応援団人たちもいるのだが、いまいち顔をおぼえてない人もいるし、今回初めて顔を合わせる人もいるので、「らしい」なのです。

お、まっちゃんも一番前で頑張っている。オフィシャルカメラマンの寅さんとまっちゃんはペアルックのようだ。ボクネンさんデザインの青のかりゆしかな?ペアルックするほど、二人はラブラブいえ仲が良いのです。

さて、20分ほどで出てきました。沖縄っぽいカメラをもった人は誰だったのでしょう。挨拶しそびれてきました。

外のロビーに出ると、大人しくカードゲームをする長男と二男。ママと大人しく待つ三男。そして、近くにはひでおさんという、怪しい構図です(笑)
その間に、さおたんに、怪しいスナック(子供用)をおすそ分け。ついでに外にできた寅さんにも。
その恩返しで、「G8」と書いてある怪しいボールペンをいただきました。「わらしべ長者」の昔話みたいっす。
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「G8」・・・「爺8」=「じじい8人」の意味である。八人とは、寅さん、ひでおさん、まっちゃん、かわむつさん、Chojiさん、Koikeさん、・・・・あとの二人はご想像に任せます(笑)
30代の私は、当然「じじい」でないわけで・・・・って、その「G8」じゃない?こりゃまた、失礼しました!
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そこにボクネンズアート東京のmikiさんも登場。どう紹介したらいいか分からなかったので、普通に
「いつもお世話になってるボクネンズアート東京のMikiさんです!」
と、紹介してしまいました。(普通じゃない紹介って何?)
たぶん、ある意味、いろいろご迷惑かけている人No.1かもしれません。これからもお世話なります。

さて、ライブトークにあまりいても子供達も暇だし、迷惑かかるといけないので、いったん文化館に戻ることにしました。スタッフの皆さんも動き始めました。というのは、16:00から睦稔さんのサイン会があるのです。むしろ、私のような子持ちパーティは、ライブトークよりもサイン会向きでしょう。

ということで、文化館展示室に逆戻り!さぁ、出発だ!
ちょっとロビーで休んで落ち着いたわが子たちは、神宮の森もいつもの公園の如く暴れ回っています。
みて、この見事な二男の華麗なる側転を!




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ところで、戻り道の途中、嫁さんがぼそっと私に聞いてきます。
「さっき紹介してくれた、TINGARAだっけ?その代表曲って何?」
「何を今頃・・・」
そう、山形にいる間に、四六時中曲をかけて説明した私の特訓がなにも役立っていない。(涙)
一応、口で説明しましたが、あちらに帰ったら、TINGARA特訓講座のやり直しですね。(鬼)
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そうこうしているうちに、あっという間に文化館につきました。雨もサーっと降ってきました。トイレを済ませて、休憩所にいくと・・・・

「かき氷!」
「ジュース!」
とお決まりのおねだり。
「はいはい・・・」
と買う準備をしていると、さっきまで体操していた二男が
「ミートソーススパゲッティ!」

なにを?今?なんで?さっき食べたばかりでしょ?(昼食は一時間半前)
うそ?本気?(本気とい書いてマジという・・)

どうやら本気のようです。東京にきて食欲旺盛になった二男。
我が家はなんというエンゲル係数!
というか、サイン会に間に合うか! 

サイン会まで、あと40分!

平成20年8月23日土曜日

東京家族漫遊記:第三章「傘クルクル、ヒデオさんキラキラ☆」

展示室から降りると、外は小雨模様。小雨というよりは霧雨?

この雨がにわか雨なのかを確かめるために携帯電話の雨雲レーダーでチェックすると、一過性のものではないようだ。
だったら、念のため傘があったほうがいいねとママと話し合いました。
展示室の一階には、先ほど食事をした休憩所とお土産屋さんが入っている。ちょうどお土産屋さんに傘が売っているようなので、ここで買うことにしました。

雨が降ってきたので、大量に展示中です。その売られているのを見ると、何種類かあるようです。
大きい透明の傘と折りたたみのカラフルな傘。どちらをとるべきか・・・・

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山形に帰る時、雨が止んでたら折りたたみの方がいいよね。
折りたたみ傘も、小さいけどコンパクトなのと普通のとどちらがいい?
軽い普通のタイプには、ママの好きな色の赤がないのか。
じゃ、平たくてコンパクトのタイプにするね。
パパもママとお揃いのものにしようかな?
でも、パパはね、二人のラッキーカラーの緑にしようかな。
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パパとママは子供そっちのけでラブラブのお買いものモードになっています。昔あったマンガ「キックオフ」(作:ちば拓)のような状態ですな。(このマンガ、知らない?)



そこへ割り込むかのように、「ドンデンドン!バン!ババン!ガラガラガラ!」
二男と三男の二名が、売り場に置いてあった「でんでん太鼓」を狂ったように鳴らしあっています。
(そんなに頑張って鳴らさなくても・・・(^^;)と思うぐらい、本気モードで競い合ってます)

「静かにして!」
今回はママが声をあげております。

(ざまぁみろ!お前ら!邪魔するからだ!)
と半分子どもと同じ思考回路のパパであります。

さて、折りたたみ傘を二本買いました。(ここが重要です。これが実は、良くも悪くも運命の分かれ道に・・・)
傘をすぐ使えるように売り子のお姉さんにお願いし、袋から出してもらいました。そして、その傘を早速さしながら明治神宮の本殿に向かいます。版画家『名嘉睦稔』さんのライブトークが行われている社務所も同じ方角です。

奉納された大きな酒樽やウィスキー樽を見上げながら、鳥居を目指します。神宮の森が雨をさえぎっているので、木の下ではあまり雨は当たりません。私たち大人はそこを選んで歩いているため濡れないので、子供たちが傘を持ちます。


今回の旅行は、ムービーでほとんど撮っていたのですが、子供たちの雰囲気がおもしろいのでカメラ撮影してみました。



きれいな傘が動き回っています。傘が目印になるので、どこにいるのかわかりやすいのです。
今回の旅行の服装は、ママがコーディネートしております。そのせいか、子供たちのTシャツの色は長男は青、二男は黄色、三男は赤と、信号色でコーディネートされているようです。

後でママが発見したのですが、傘とTシャツの色を良く見てください。二男と三男の来ているシャツと傘の色、見事に補色になっているでしょ(笑)


パパがいろいろと撮影している頃、彼らは虫を見つけ、堰に沈んだミミズを憐れみ、セミの研究をしている長男は「クマゼミいないかなぁ」と森を見上げております。

清めの水で、身を清めます。(彼らの人生が汚れているとは思えませんが、手は汚れているはずです)

家族みんなで、手を洗い、口をすすぎました。が、早速手をついて汚して、また手を洗って・・・
まぁ、一回清め方を教えたので、勝手に自分たちでやっているようです。

でも、日本人はこんな小さいうちから、清めのやり方を知っていると思われたのでしょうか?外人たちがカメラで子供たちを撮っていたりします(笑)
ここにまた勘違いされた「日本人」が外国に紹介されるのでしょう。面白いからほっときましたけど。



そして、門をくぐります。




そして、それぞれに小銭を握らせ、「二礼二拍手一礼」でお参ります。
(子供たちが元気に育ちますように)
(子供たちが交通安全でありますように)
(子供たちの勉強ができますように)
(商売繁盛、家内安全、悪霊退散・・・etc)
きりがないのでこれぐらいでやめときました。

ところで、何をお願いしたんだ?子供たち?
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さて、社務所の講堂に向かいます。

講堂にいたる道がわからないので、巫女?のお姉さんに道を聞きました。言われたとおりに向かっていると、途中、新車をお払いしている人がいました。お払いしてもらうだけの素晴らしい車で、「かっこいい車だね」などと感心しながら向かいました。

講堂には、建物をぐるっと回らないといけないのですが、社務所側の森に入るとぐっと森が濃くなりました。蝉の声が高く聞こえ、大好きなヒグラシの「カナカナカナ・・・」という寂しい蝉時雨が降ってきます。

ママも私もヒグラシの声は大好きなので、余韻に浸っておりますと、

「おしっこ!」
と三男。
「もうちょっとで着くから待ってね。」
と、振り向いた先で、二男がズボンを下ろしている。
(何事?)
と思った瞬間閃いた。
「あ!」
そう、彼は、今、まさに「立ち〇ョ〇ベン」しようとしているのである。
(やばっ!)
「こら!それはだめだ!ばちが当たるぞ!」
パパは、事が始まる前に止めた。
二男は「ばちが当たる」なんて事の意味はわかりませんが、パパの慌てふためきように「まずい」と本能的に思ったのでしょう。まさに危機一発でした。
まぁ、どこででも用を足せるというのは、山歩きで慣れているからでしょうね。(--;イチオウ フォロー

はい、ここを曲がると、すぐ社務所講堂の入り口です。

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【実験】
この講堂への道を歩きながら、RadioTINGARAでヒデオさんが収録した蝉時雨の音を思い出しました。

そこで秘密兵器の登場。
私も簡易型ながらバイノーラルマイク(もどき)を持っているので(本当は講演会などの収録用)、それを取り出し、SDムービーに取りつけました。
この新型のムービーは5.1chのサラウンドで音を収録できるのですが、このSANYO製のバイノーラルマイク(市価6000円~7000円、普通のタイピンマイクのようにもなる)で音声を録ると、臨場感がまるで違うのです。
本来なら、アドホック社製の立派なバイノーラルマイクを買いたいのですが、マニアじゃないので我慢です(涙)
先日の花火大会で実験済み(響きが違うのよねぇ)なので、今回蝉しぐれの森を歩くシーンの録音にも使ってみました。けっこうリアルです。

※気が向いたらアップするかもね。
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シトシトと雨と一緒に歩きながら講堂につきました。入口にいた守衛さん(?)に
「どこから入るといいのですか?」
と聞くと
「こちらからです」

と案内された先を見ると・・・・

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TINGARAのイジシマヒデオさんがいた!
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(髪を切って、ナイスガイになってましたね)

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「ザブンさん、いらっしゃい!良く来たね!」
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(このキラキラは、オーラのつもり:笑)

「お久しぶりです!先日はお世話になりました。」
「あれ?ひとり?」
「いえ、こちらに家族も!」

と、振り返ると誰もいない。紹介しようと思った子供たちはトイレに猛ダッシュ中!
「あり?」

平成20年8月22日金曜日

東京家族漫遊記:第二章「節気慈風、危機一発」

さて、食事がすみました。

(でも、1時45分・・・4時のサイン会にはまだまだ遠い。ライブトークにこのまま連れて行っても危険だなぁ。もうこうなったら、じっくり展覧会を見るか!)

私の心の葛藤は、展覧会に向かいました。

後片付けして、展覧会の入り口に入ります。
(Chojiさん、Koikeさん、このデザインすごいっすよ!涙出ます!)
と、少しは心の片隅で思ったと思いますが、すぐさま子供たちが私の心を現実に戻します。

「はい、はーい。散らばらないで~。こっちきて~。はい、3、2、1」
ざぶん家独自の3秒ルール(鬼の三秒ルールともいう)で、強制的に集合させます。
パパが三秒数えるうちに集合またはいたずらをやめないと、「怒りの拳固」が飛んでくるというルールです。
遅れた人には、特典として、「ギューギューゲンコ」「雷拳固」「ぐるぐるげんこ」の三種類の拳固の好きなものから選べます。

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展示室の入口、階段のところで券を買いました。これまた、きれいな赤だこと。お金を払っていると、
「この券を次回持ってきていただきますと、100円割引になります・・・etc」
とボランティアスタッフのお姉さんに言われた。うん、そうなのです。チケットの半券が割引券になるのです。命の森スタッフで、話し合って決めた内容でしたね。
(うーん。そういえば、私も命の森スタッフなんだけどなぁ)
と思いながらも、小市民な私は最後までスタッフの話をちゃんと聴きました。

※今考えれば、命の森スタッフの名刺を首にぶら下げておくと良かったと今頃後悔(笑)

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二階にあがると、ボクネンズアート東京のスタッフ、Sakiちゃんが居た。
「お、ひさしぶり!」
「あ、いらっしゃいませ!」
なんとなく、Sakiちゃんはライブトークの場に行けないので、寂しそうに見えた。

一方、嫁はスタッフと気軽な関係の私を見て、「そんなに顔出しているの?」といぶかしげ(--;コワ

さて、気を取り直して、
「見せてもらいますね!」
と展覧会にみんなで入った。BGMに、この展覧会に合わせて作ったTINGARAの組曲「命の森」が流れている。いい感じだ。

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【展覧会】

普段ギャラリーで、メインになっているような大きな作品も、ここではまるでわき役だ。このスケール感の違い!おそらく、この会場にある「星の叢花」や「節気慈風」の巨大さに圧倒されているのでしょう。この感覚を味わうのには、やはり来てみないとわからないでしょう。

そして、何よりも本物は色が違う。パソコンや本で見た作品では味わえない色。おそらく、照らしている光の色が加わり、本やパソコンでは表現できない複雑なグラデーションや陰影を作るのである。

私が睦稔さんの作品を見るとき、ある発見をしたことがある。睦稔さんの作品は、実は3Dの立体映像みたいなものがあるということである。版画ならではの黒のコントラストがはっきりとした陰影を作るだけでなく、ちゃんと奥行きがあるのである。
特にメガネをかけた近視の人にお勧めの見方があるのである。

たとえば『南の緑門』

このように緑門の手前から浜辺を眺めるような作品は、近視の人はメガネをはずして見てほしい。きっと驚きの臨場感と遠近感を味わうに違いない。
また、『珊瑚の通り』などで見かける海の中のサンゴ達も、メガネをはずして「ぼやぁーっと」見てみると、海の中にいるかのような浮遊感を味わえる。(という気持ちで見てね)

『珊瑚の通り』

8月23日から始まる明治神宮名嘉睦稔版画展「命の森 第二部:海の森」展覧会で試してみてね。

『干瀬渡り』

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さて、脇を見てみると、嫁さんも真剣に作品を見ている。
(色がいいでしょ!迫力あるでしょ!)といろいろ口出ししたいのだが、それを言うと「邪魔しないで!」と言われそうなのでやめた。

それよりも、気になるのが子供たちだ。
三人それぞれのベクトルが違うようで、それぞれ散らばって作品を見上げている。
でも、大人しくはない。だから、父親の声が飛ぶ。

「作品にぜったいさわっちゃだめだぞ!」
「特に奥の作品は絶対だめ!」
「はや!(二男)見るだけだ!」
「りゅう!(三男)走るな!」
「かず!(長男)ガラスに息をハァってするな!」
「お前たち、静かにしろ!」
「大人しくな!」

たぶん、それを言っている私が一番うるさかったと思う(反省)

そうやって、子供たちを気にかけながら作品を見ていると、

(スタスタスタ・・・)

二男が無言のまま一心不乱に、一番奥にある「節気慈風」という作品に近づいていく。

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【節気慈風】
「節気慈風」は畳十二畳分の大きさで、睦稔さんの作品のなかでも最大級の作品。その巨大な作品の中に、繊細に四季(二十四節気)を表現し、さらに生き物や風を作品に封じ込めた素晴らしいものなのです。版画は大きさにも比例するので、価格は想像すらできません。(宝くじで、四億円が二回ぐらい当たったら買おうかな?(--;)
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「絶対にそれだけはさわっちゃだめ!」
それでも、彼は近づいていく。好奇心の塊だ。

「触ったら、お前らすぐに山形に強制送還だ!」
第二警戒態勢の言葉が飛ぶが、全然父親の言うことは聞こえていないらしい。警報は無視された。おいっ!

(いやぁぁぁぁぁっ!やめてぇぇぇぇっ!)
私は、ムンクの「叫び」のように顔を両手で押さえた。

「さ、触ったら、う、う、ウルトラマン見せないからな!」

(・・・ピタッ!)

ようやく、ウルトラマンに反応してくれて近づくのをやめた・・・・
ありがとう!ウルトラマン!君は地球だけでなく、「節気慈風」と我が家の家計を救ってくれたんだね。
どう考えても、推定1200万以上は払えん(TT)

ということで、危険なので子供たちをとり押さえながら、家族みんな集まって「節気慈風」を見た。

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何が見える?
花?
風?
季節?
虫?
精霊たち?
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作品にはめ込まれているトンボもいろいろな種類のトンボがいる。
「これは何トンボだ?」
ヤンマのようなトンボを指差した。
すると、それに反応して、三男が指を出して触ろうとした。
「ダメっ!」
腕を完全にあげる前に、反射神経の塊となった父親に腕を「ぴたっ!」と押さえつけられた。

(危険だ。危険すぎる・・・「星の叢花」に行こう!)

『星の叢花』

「かず、これは何に見える?」
「パーティ?花火?」
(んー。素直すぎてグーの音もでない)
「これはね、星たちなんだよ。北斗七星はどれだ?」
星に興味のある長男に、質問してみた。
いま一つ北斗七星がわかなかったようだ。

「それは、ひしゃくの形だよ」
とヒントを出したら、逆に
「ひしゃくってなぁに?」
と言われたので、
「おたまのようなもの」
「おたまじゃくし?」
「・・・・」
説明するのをやめた(--;

子供たちは、プロジェクターで壁に映し出された睦稔さんの作品を彫る姿に興味をもったようだ。
三人とも釘づけである。特に長男は、版画で作品を作ったことがあるので、なおさら興味があるようだ。
この気迫のこもった作成風景の、独特の雰囲気を読めるらしい。

そうして無事に(笑)展覧会鑑賞を終えると、2時を過ぎていた。もっとゆっくりと作品を見てみたかったのだが、これ以上は危険極まりなく、せっかくだからトークライブも行ってみたいし、お参りもしたかったので、外に出ることにした。

「Sakiちゃん、行ってきまーす!」
ざぶん家は元気よく階段を下りて行った。

しかし、
「すべるから、走るな!勝手に行くなぁ・・・」
父ちゃんの怒号は止まらず・・・

東京家族漫遊記:第一章「神宮到着」

さて、SEIBUデパートのおもちゃ売り場を後にして、エスカレーターで降りることにした。
(そういえば、この旅行でエスカレーターの乗り方も上手になったね。この旅行のおかげで、黄色の線の内側に乗るのと左側に寄るのを自分でできるようになったし、独りで降りられるようになったね。)

ところが!
我々がエスカレーターで地下一階に下りていると、
「パパァ~、ぼく~はらへった」
と三男が、いつものアクセントででおなか空いたコールをしてきた!
新幹線で朝弁とおやつをさんざん食べたので、お昼はもっと後でと考えていたのだが・・・

(むむむ、まずい!ここで時間は取られたくない。せめて、原宿まで待って!)

「かず(長男のコールネーム)、はや(二男のコールネーム)!お前さんたちは、もうちょっと食事待てるか?」
長男と二男は口をそろえて
「うん」
と答えた。おなかの空き具合も揃えたいので、ここは三男に我慢してもらうことにした。
「ねね、りゅう(三男のコールネーム)、あれなんだ?」
「あれなぁに?ぼく、わかんない!」
「パパもわかんなぁい」(冷汗)

自分で言うのもなんですが、「出たぁ~!興味そらしの古典的手法!」
(--;
でも、それで今を過ごすことができたような感じ。
嫁さんと目を合わせて、ほっと胸をなでおろそうかと後ろを振り返ると・・・

嫁さんは、バーゲンセールのワゴンに捕まっていた (T^T)
嫁曰く・・・
「だって、安いんだもん!」

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さて、切符を買います。パパはSuica持ってるので、三男の手を引いてサッと自動改札を通れます。
子どもと嫁さんに切符を買って与えました。自分で自動改札に入れて、自分で取って、自分で管理する。
そして、また降りる駅で切符を入れ、回収してもらう。
都会の人には当り前なことですが、田舎育ちの子供たちにとってはとても非日常的で新鮮な出来事。JRでの「池袋 ←→ 原宿」の移動も、そういう意味では、ちょっとしたアミューズメントのようです。

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三男と嫁さんを、だましだまし駅のホームまで来たところで、三男がまた、
「はらへったよぉ~」
と言ってきた!これはさすがにまずいということで、長男を引きとめた。
「じゃんじゃーん!」
とドラえもんのごとく私は、長男が背負っていたデイパックから、じゃがぽっくるに似たカルビーの東北限定発売スナック「Jagabee(ジャガビー)」をもったいつけながらとりだした。そして、田舎者には物珍しいSuicaの自動販売機で、お金も入れずササっとジュースを買って見せた。
「おぉぉ」
と叫ぶと、子供たちは私に向かってきた。
「おぃおぃっ!」
そのジャガビーは、ピラニアが群がる如く子供たちが食い漁り、私の手には空袋だけが残っていた・・・



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前置きがかなり長いですが、ようやく原宿につきました!

しかし、いきなり小雨が降ってきました。
「雨だけど大丈夫?」
「全然平気!」
長男「かず」がクールに答えます。

橋を渡ると、なんかよさこいソーランらしきものが。
でも、雨が気になるので、横目に見ながらまっすぐ文化館に向かいます。
(下調べしておいて良かった・・・)

で、休憩所にて雨宿り。嫁さんに相談すると、ここでお昼食べましょうとのこと。
子供を知り尽くしている嫁さんの意見だったので、素直に従います。

「何食べる?」
「らーめん!」(嫁)
「カレー!」(長男、二男)
「スパゲッティ!」(三男)
食券買って、水を出して、食事持ってきて・・・パパは大活躍です。
だって、パパのわがままで原宿に来たのですから(汗)

(って、今何時?)
(ん?1時半!)

一人焦るパパをよそに、ママと子どもたちは楽しそうに食事です。

「早く食べなされ!君たち!」

その返事は・・・

「今度はソフトクリーム!」

(ぎゃふん!:死語)

平成20年8月20日水曜日

東京家族漫遊記:序章

雨の日曜日。5時半に起床。身支度をする。
歯磨きしながら考えた。
東京は雨が降ってないか、あるいは灼熱の夏か、どちらにしても心配だ。

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盆明けに二日間だけ盆休みをもらった。子供たちも夏休みだし、久々に家族旅行をしようということになった。
でも、子供たちは東京から帰ってきた二日後から学校だから、夏休みの宿題はほぼ終わった状態で行かなければならない。だから、自由研究も工作も作文や絵日記・・・数々の宿題は終わらせておいた。

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そんなこんなで、6時には子供たちをたたき起こし、着替えと出発の準備を行う。
私の両親も起きだして、ちょっと心配そう。
私は、モーニングコーヒーを出発ぎりぎりに沸かした。私とみんなの準備の具合を見ながら、カップに入ったブッラクのコーヒーを飲み干すと、
「さぁ出発だ!」
と言葉を発した。
さぁ、みんな、待ちに待った旅の始まりだよ。

いつになく、ハイテンションな二男。東京がどこかもどんなところかもわからず、「パパ、僕たち東京にいくんだよねぇ」と聞いてくる三男。
彼らの思いも乗せて、6時50分発ののローカル線に乗り込んだ。

終点の山形駅で山形新幹線に乗り換える。雨のため遅れているようだ。
サンドイッチやら駅弁を買い込み、新幹線を待つ。

どうやら、彼らに、電車の乗り方や待ち方のしつけもしないといけないようだ。白線の内側から出たり、ホームではしゃいだりとちょっと危険だ。

でも、楽しそうな彼らの顔を見ていると、
「大人しくして!」
といつもは大声で怒鳴るはずのパパの一声も、いつになく柔らかいような気がする。

そして、遅れた新幹線を待つ間、我が家オリジナルの東京行きのテーマソング「東京へ行くぞぉ」を口ずさむ我がファミリーの前に新幹線は到着した。

乗り込んだ新幹線ですぐさま、朝ごはんの弁当などを平らげると、子供たちは窓に釘づけである。流れる景色を物珍しそうに眺める三つの小さな頭を見ながら、パパとママは目を合わせて微笑んだ。

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いつも頼むように、車内販売のお姉さんにホットコーヒーなどを頼んだ。
ビジネスTYOじゃなくて普通のTYOを使うと、ドリンクがサービスになるらしい。ポケモンのキャンペーンをしているせいか、頼んだコーヒーの紙コップもピカチューの絵柄。そういえば、帰りの新幹線、ポケモン新幹線かどうか調べるのを忘れた。おそらく、私の勘が正しければ、帰りはポケモンの絵が描いてあるポケモン新幹線かもしれない。旅の道中、そういうサプライズがあったら楽しいよね。
※TYO・・・JRの東京までの新幹線指定券と乗車券、そして宿泊代までついたお得なキップ。単体で頼むよりも、6千円から1万円ほど安い。



うるさくも楽しい(?)新幹線での乗車の時間が過ぎた。まもなく終点東京だ。風景は一変して、ビルや他の電車だらけの都会の景色になった。さらに子供たちの目線は釘付けである。新幹線もMaxやらこまちやらいろんなのが走っている。まるでおもちゃの国だね。

東京駅には11時ちょっと過ぎに着いた。原宿での用事「命の森:ライブトーク」は13:30からである。まだ時間はある。なので、まずは池袋に向かうことにした。大きな荷物をロッカーに入れるためだ。ロッカーに荷物を預けたらすぐに原宿に行く予定だった。

しかしながら、ここでアクシデント!
なんということに、JR池袋駅内のロッカーが皆ふさがっている。
駅外のロッカーコーナーまで出ないといけない。仕方がないが、いったん駅から出てロッカーに荷物を預けた。(ロッカーは外もふさがっていたが、ラッキーなことに1個目が目の前で空いた)

そこで二つ目のアクシデント。それは、子供たちが、
「遊びたーいよー!」
とごね始めた。「いたたた(>_<)」と心の中で私は思った。
確かに、原宿での時間を考えるとすぐさま、原宿に向かったほうがいい。しかし、子供たちがごねて騒ぎ始めてしまうと収拾がつかなくなる。これから先、池袋に戻ってくるまで、子供たちを手なずけておく確証がないのだ。

ここで、嫁さんのナイスな提案。
「パパ。この西武デパートのおもちゃ売り場みたいなキッズスペースでちょっとだけ時間潰したら?」
なるほど、すぐさま、この提案に私も乗った。

子供たちに
「おもちゃコーナーでもいい?」
と相談すると、
「いぇーい!」
と三人は喜んだ。
案の定、7階にあったおもちゃ売り場でDSやらおもちゃやら、トミカ、プラレールなどで30分ほどさんざん遊ぶと彼らも満足したようだ。

さぁて、みんな。今度こそ神宮の森に向かおうか。

平成20年8月16日土曜日

火種が無事に・・・


先日山登りに採火した火種が無事にイベントの役に立ったようです。
今年も、きれいな花火が打ちあがりました。

水の事故がありませんように。
火事がおきませんように。
来年また、きれいな花火がみんなで見れますように。

そして、このブログを見てくださった皆様にも良いことがありますように!


※写真は手持ちぶれしてますが、ご勘弁!

平成20年8月10日日曜日

ブナの息吹に抱かれて

昨年は台風で雨の中の登山でした。
だから、素敵なブナの森も写真に撮れず、悔しい思いをしたものでした。
あれから、一年・・・・

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今年は天候にも恵まれ(山頂付近での天気はいまいちでしたが)、気持の良い登山でした。

当日、
4時半起床。5時半に出発。途中、朝食をとりながら、7時に入山。
パーティは、15名。うち小学生が4名。(長男も参加:小3)

皆は源流沿いを歩いて、渓谷の奥に構える山宿を横目に、あまり人けのない登山道の入り口に向かいます。


そこからは、一気にブナの森の崖を登って、250mの標高を稼ぎます。

15名のメンバーは、一気に汗が吹き出します。ある人は、
「毒気が抜けたね!」
と言っておりました。最初は、はしゃいでいた小学校低学年組も、おとなしくなりました。

息子は早朝トレーニングをしていたおかげか、坦々とマイペースで登っていきます。(でも、早いよ:汗)
途中、子供たちのペースに合わせながら、小休憩をとって登ります。


その後は、尾根伝いにだらだらと歩き、険しい山をトラバースしながら、標高300mぐらい下りたり登ったりしながら徐々に登るのでした。
そして、目的の山の下に来ると、そこからはまた直登で150mほどの最後の登り。登った先には、湿原が広がり、別世界が現れます。

その行程、4キロ、高低差700m、時間は3時間半ほどの登山でした。(予定では4時間から4時間半だったので、わりと早めの登頂だったようです)

その後、昼食と休憩、そして神事を行うと、2時間半の別世界に別れを告げ、また、2時間半かけて戻るのでした。
この山の湧水(というよりも小川)は、水量が豊富でおいしく冷たいのが有名。
私を含むバカなメンバーは、下界よりコンロやなべ、ざる、その他調味料他を準備し、そうめんパーティを開くのでした。あまりのうまそうな様子に、昼食を持ってきたメンバーも一緒にそうめんを堪能したのでした。



そして、下りは心に余裕もできて(体力的にはきついですが)、ブナの森をじっくりと観察、撮影し、息吹きを感じてまいりました。
よかったら、みてくださいな。

ブナの森


※アルバムは、ストーリーに合わせて並べてありますが、登りや下りの順番は無視しておりますのでご容赦ください

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今回の登山では、息子の成長と体力に驚かされるのと同時に、私もトレーニングしていて良かったと思うのでした。
今度は、朝日連峰の主峰「大朝日岳」に親子で挑みたいと思うのでした。そして、尾根の稜線からのTIMELAPSE撮影も!(笑)

平成20年8月4日月曜日

明治神宮に行けなくて「しょぼん」

先週のトークライブに行けなくて、しょんぼりしております。
今週もまた楽しいイベントが!
仕方がないので、仲間たちの報告を心より楽しみにしております。

でも、盆すぎには生ボクネンさんに会えそうですし、TINGARAのお二人にも会えそうですし、ボクネンズアートのスタッフの皆さん、命の森プロジェクトの皆さんにも会えそうで楽しみ!
そして、テレビでは、おそらく8月28日(木)のフジテレビの「はぴふる」でNSOが生演奏するといってました。
CDは、TINGARAの組曲「命の森」とNSOの「NSO」が発売するし、しょんぼりしている場合でないかな(^^)

で、しょんぼりの写真↓

平成20年8月1日金曜日

早起きの種



夏休みだから、ラジオ体操と朝顔観察が毎日の日課となった。
朝に見る朝顔の色気がいい。三色どれも粋な色だね。