にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ にほんブログ村 音楽ブログ ヒーリングミュージックへ
ラベル バイノーラル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル バイノーラル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

平成20年8月23日土曜日

東京家族漫遊記:第三章「傘クルクル、ヒデオさんキラキラ☆」

展示室から降りると、外は小雨模様。小雨というよりは霧雨?

この雨がにわか雨なのかを確かめるために携帯電話の雨雲レーダーでチェックすると、一過性のものではないようだ。
だったら、念のため傘があったほうがいいねとママと話し合いました。
展示室の一階には、先ほど食事をした休憩所とお土産屋さんが入っている。ちょうどお土産屋さんに傘が売っているようなので、ここで買うことにしました。

雨が降ってきたので、大量に展示中です。その売られているのを見ると、何種類かあるようです。
大きい透明の傘と折りたたみのカラフルな傘。どちらをとるべきか・・・・

.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.
山形に帰る時、雨が止んでたら折りたたみの方がいいよね。
折りたたみ傘も、小さいけどコンパクトなのと普通のとどちらがいい?
軽い普通のタイプには、ママの好きな色の赤がないのか。
じゃ、平たくてコンパクトのタイプにするね。
パパもママとお揃いのものにしようかな?
でも、パパはね、二人のラッキーカラーの緑にしようかな。
.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.

パパとママは子供そっちのけでラブラブのお買いものモードになっています。昔あったマンガ「キックオフ」(作:ちば拓)のような状態ですな。(このマンガ、知らない?)



そこへ割り込むかのように、「ドンデンドン!バン!ババン!ガラガラガラ!」
二男と三男の二名が、売り場に置いてあった「でんでん太鼓」を狂ったように鳴らしあっています。
(そんなに頑張って鳴らさなくても・・・(^^;)と思うぐらい、本気モードで競い合ってます)

「静かにして!」
今回はママが声をあげております。

(ざまぁみろ!お前ら!邪魔するからだ!)
と半分子どもと同じ思考回路のパパであります。

さて、折りたたみ傘を二本買いました。(ここが重要です。これが実は、良くも悪くも運命の分かれ道に・・・)
傘をすぐ使えるように売り子のお姉さんにお願いし、袋から出してもらいました。そして、その傘を早速さしながら明治神宮の本殿に向かいます。版画家『名嘉睦稔』さんのライブトークが行われている社務所も同じ方角です。

奉納された大きな酒樽やウィスキー樽を見上げながら、鳥居を目指します。神宮の森が雨をさえぎっているので、木の下ではあまり雨は当たりません。私たち大人はそこを選んで歩いているため濡れないので、子供たちが傘を持ちます。


今回の旅行は、ムービーでほとんど撮っていたのですが、子供たちの雰囲気がおもしろいのでカメラ撮影してみました。



きれいな傘が動き回っています。傘が目印になるので、どこにいるのかわかりやすいのです。
今回の旅行の服装は、ママがコーディネートしております。そのせいか、子供たちのTシャツの色は長男は青、二男は黄色、三男は赤と、信号色でコーディネートされているようです。

後でママが発見したのですが、傘とTシャツの色を良く見てください。二男と三男の来ているシャツと傘の色、見事に補色になっているでしょ(笑)


パパがいろいろと撮影している頃、彼らは虫を見つけ、堰に沈んだミミズを憐れみ、セミの研究をしている長男は「クマゼミいないかなぁ」と森を見上げております。

清めの水で、身を清めます。(彼らの人生が汚れているとは思えませんが、手は汚れているはずです)

家族みんなで、手を洗い、口をすすぎました。が、早速手をついて汚して、また手を洗って・・・
まぁ、一回清め方を教えたので、勝手に自分たちでやっているようです。

でも、日本人はこんな小さいうちから、清めのやり方を知っていると思われたのでしょうか?外人たちがカメラで子供たちを撮っていたりします(笑)
ここにまた勘違いされた「日本人」が外国に紹介されるのでしょう。面白いからほっときましたけど。



そして、門をくぐります。




そして、それぞれに小銭を握らせ、「二礼二拍手一礼」でお参ります。
(子供たちが元気に育ちますように)
(子供たちが交通安全でありますように)
(子供たちの勉強ができますように)
(商売繁盛、家内安全、悪霊退散・・・etc)
きりがないのでこれぐらいでやめときました。

ところで、何をお願いしたんだ?子供たち?
.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.

さて、社務所の講堂に向かいます。

講堂にいたる道がわからないので、巫女?のお姉さんに道を聞きました。言われたとおりに向かっていると、途中、新車をお払いしている人がいました。お払いしてもらうだけの素晴らしい車で、「かっこいい車だね」などと感心しながら向かいました。

講堂には、建物をぐるっと回らないといけないのですが、社務所側の森に入るとぐっと森が濃くなりました。蝉の声が高く聞こえ、大好きなヒグラシの「カナカナカナ・・・」という寂しい蝉時雨が降ってきます。

ママも私もヒグラシの声は大好きなので、余韻に浸っておりますと、

「おしっこ!」
と三男。
「もうちょっとで着くから待ってね。」
と、振り向いた先で、二男がズボンを下ろしている。
(何事?)
と思った瞬間閃いた。
「あ!」
そう、彼は、今、まさに「立ち〇ョ〇ベン」しようとしているのである。
(やばっ!)
「こら!それはだめだ!ばちが当たるぞ!」
パパは、事が始まる前に止めた。
二男は「ばちが当たる」なんて事の意味はわかりませんが、パパの慌てふためきように「まずい」と本能的に思ったのでしょう。まさに危機一発でした。
まぁ、どこででも用を足せるというのは、山歩きで慣れているからでしょうね。(--;イチオウ フォロー

はい、ここを曲がると、すぐ社務所講堂の入り口です。

.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.
【実験】
この講堂への道を歩きながら、RadioTINGARAでヒデオさんが収録した蝉時雨の音を思い出しました。

そこで秘密兵器の登場。
私も簡易型ながらバイノーラルマイク(もどき)を持っているので(本当は講演会などの収録用)、それを取り出し、SDムービーに取りつけました。
この新型のムービーは5.1chのサラウンドで音を収録できるのですが、このSANYO製のバイノーラルマイク(市価6000円~7000円、普通のタイピンマイクのようにもなる)で音声を録ると、臨場感がまるで違うのです。
本来なら、アドホック社製の立派なバイノーラルマイクを買いたいのですが、マニアじゃないので我慢です(涙)
先日の花火大会で実験済み(響きが違うのよねぇ)なので、今回蝉しぐれの森を歩くシーンの録音にも使ってみました。けっこうリアルです。

※気が向いたらアップするかもね。
.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.

シトシトと雨と一緒に歩きながら講堂につきました。入口にいた守衛さん(?)に
「どこから入るといいのですか?」
と聞くと
「こちらからです」

と案内された先を見ると・・・・

.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.
TINGARAのイジシマヒデオさんがいた!
.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.

(髪を切って、ナイスガイになってましたね)

.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。. .。.:*・゚☆.。.:*・゚
「ザブンさん、いらっしゃい!良く来たね!」
.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。. .。.:*・゚☆.。.:*・゚

(このキラキラは、オーラのつもり:笑)

「お久しぶりです!先日はお世話になりました。」
「あれ?ひとり?」
「いえ、こちらに家族も!」

と、振り返ると誰もいない。紹介しようと思った子供たちはトイレに猛ダッシュ中!
「あり?」

平成20年7月30日水曜日

ネイチャーサウンド情報


私が応援している音楽家『ジョー奥田』氏のプロジェクトも動き出しております。

「バイノーラル録音」「元プロドラマー」「元歯科医」「元敏腕プロデューサー」「LA在住」「自然音」「ネイチャーサウンド」・・・・etc
いやぁ、こうしてみると、ジョーさんの持つ肩書きも怪しいくらいいろいろです(笑)

氏自身が、ミュージシャンでもあり、プロデューサーでもあり、プロモーターでもあり、何でもこなします。
昔ジョーさんがプロデュースした、サザンのカバーアルバム「Mid-Summer Blossoms」(Sony Records)あたりでピンと来る方もいらっしゃるでしょうか?

現在は自然音とバイノーラル録音の日本の先駆者として、奄美大島や屋久島まで出かけ、森の中に自ら入って自然音を採集します。すごいと思うのは、暗闇と孤独にも負けない強靭な精神力で、静かな闇にもビビりません。そして、深夜の森の音ですらジョーさんの貴重な音楽資源としてしまっております。きっと、ノイマン(バイノーラルマイク)の「フリッツ君」がジョーさんを守ってくれるのでしょう。

.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.

もともとTINGARAつながりで知り合ったジョーさんですが、最近の活動に目が離せません。
というのは、「NatureSoundOrchestra・・・通称NSO」というユニットを作り、ネイチャーサウンドと楽器の融合があたらしいアンビエントミュージックを作り出しています。

メンバーは、元チェッカーズの藤井尚之さんがサックス、ピアノは朝崎郁恵さんとのコラボで、独特の世界を築き上げた高橋全さん、そしてジョーさんの三人です。

デモのCDをもらって聴きましたが、なんとすてきなサウンドなのでしょう。自然音が最初だけちょこっと入っている音楽は割とありますが、このNSOはそれらとは違います。
印象を言葉に表すと、最初、ジョーさんの奏でる自然音に包まれます。そして、音がイメージさせる森や自然の中に、突如尚之さんと全さんが楽器とともに登場し、雰囲気としては、自然と楽器が一体となり、自然の優しさに包まれたような演奏会になっているのです。

そして、そのサウンドもアダルトで、渋くて、かつ優しい。(まるでジョーさんみたい?)

その音楽作品をちょっとだけ視聴できます。公式サイトへアクセスしてみてください。(Discograpy)
※NSO公式サイト http://thenso.com/

また、その音作りやジョーさんをもっと知りたいという方は、
※Music@Life 「世界で最も、美しい音」
でも、詳しい情報が見られます。

.。.:*・゚☆.。.:*・゚★.。.:* ☆.。.:*.。.
朗報!
そんな折、ジョーさんからメールが届きました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
●私が昨年6月からスタートしました新しいユニット
「NSO」~ ネイチャーサウンドオーケストラが、明日、フジテレビの朝番組『ハピふる』に出演いたします。

放送日は7月31日(木)、時間は 午前9時55分から、11時25分の間に放送される予定です。
お時間のある方は是非ご覧になってみてください。

また、ご意見、ご感想などもフジテレビの方にお寄せいただければ幸いです。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/hapi/index.html

●「NSO」のファーストアルバムも、8月28日に発売されることになりまして、次なるステップへと一歩踏み出した思い出す。

●ライブのお知らせ
8月2日(土)、丸ビル1Fでのエコイベントにゲストとして出演します。時間は17:30から。
NSOの出番は18:30頃の予定です。こちらもよろしければ遊びに来て下さい。

どうかこれからも、ご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。
ジョー奥田
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
もちろん、番組は予約済みです(^^)ライブへは行けませんが、陰ながら応援させていただきます!

そして、ファン待望のNSOデヴューアルバム発売情報!

「ネイチャーサウンドオーケストラ」のファーストアルバムが8月28日に発売!
タイトルはずばり『NSO』



※詳しくは、ジョーさんのブログ 「CD発売決定!」
早速「買います宣言」したところです。待ち遠しいなぁ。


ちなみに、ジョーさんの影響を受けて、子供たちの声を時々録音することにしました。
簡単なバイノーラルマイクとICレコーダーですが、十分記録としてはいけます。
「子供たちのいる風景」と称して、夏の風景やら、自然の中など録りためていきたいと思います。

ビデオカメラにない、セピア色の思い出の風景が、イマジネーションとしてその時の音について回ります。
なんか、20年後に聴いたら、切ないんだろうなぁ。涙ちょちょぎれそうだ。

平成19年8月31日金曜日

我らがジョーさん!情報



我らが音源の師匠「ジョー奥田」氏の連載コラムも書いてある「Audio Accessory」の126号が発売になっています。ブログの方でも話があった、バイノーラルマイク「OKM II」の話題が載ってます。

結構楽しくて、はまる人も続出!(ね!まっちゃん!)どんな音になるのか気になる人は、「radioTINGARA」の「ジョー奥田スペシャル」やブログ「たっすいき」を参考にするといいかも。
また、ジョー奥田氏のサンプリングした音は、「i.Tunes Store」でも買えるようになりました。
買い方がわからない人は、「まっちゃん酢」を参考にしてね!(他力本願(爆))

ジョー奥田氏のブログ:http://www.joeokuda.com/
AudioAccessoryのページ:http://www.phileweb.com/editor/audio-a/126/index.html

平成19年6月2日土曜日

音を見直す・・・臨場感 その2

(前回のつづき)

 音の臨場感で最も有名なのは「Dolby」でしょう。もともとはノイズリダクションの技術で名をはせた「Dolby」ですが、それは、映画の進歩とともにサラウンド技術に向かいます。

【アナログ系】
「ドルビーステレオ」(映画用のL・R・センター・リアの4chサラウンド技術)
↓
「ドルビープロロジック」(方向性を持たせるために2chから4chに変換する技術)
「ドルビーサラウンド」(4-2変換され、家庭用に4chサラウンドを楽しむための技術、または、2chから位相的に疑似的4chサラウンドを作りだす技術)

【デジタル系】
「ドルビーデジタル」(AC-3などデジタル音声圧縮技術・・・1ch音声からDVDでの5.1chサラウンドまでのマルチチャンネルのベース技術)
↓
「ドルビーデジタルサラウンドEX」(L/R/C/Lリア/Rリア/Cリア/ウーハーの6.1chサラウンド技術)
「ドルビーデジタルプラス」(次世代DVD「Blu-Ray」に採用された7.1chサラウンド技術)

※ちなみに「THX」はドルビー社公認の品質を満足した商品に贈られる称号

これらの「ドルビー」の規格は有名です。最近では、360度立体音響とうたっていますので、映画にもよりますが、飛行機がが後ろから前へ、あるいはまわりをぐるぐる まわるドラゴンの位置など、かなり臨場感あふれる感じがします。相撲などでは、うしろからヤジが飛んだりしています(汗)
 ですが、縦の立体感はかなり吟味したシステムでないと出せないような気がします。リアルさを求めれば、求めるほどシステムが複雑で肥大化するのも問題かもしれません。
 基本的には、映画館(特に東京の巨大映画館)などでは本当にいい音で聴けますので、それらに通った方がいいのでは?と考えています。

 また、余談ですが、クリエイティブラボ社で開発したパソコン用音源「サウンドブラスター」があります。その中でもパソコンのノイズからの離脱と高音質志向のユーザー に応えるべく開発したその進化系「Audigy」という製品があります。その機能の一つで「Live!」の技術は、パソコンのゲームなどの世界では有名 で、後ろから走って来る追跡者や、迫りくる敵の大軍などをうまく表現し、なおかつ頭上から来る音などの再現ができる技術などもあります。また、エコーの技 術もすごく、洞窟に入ったとたん、「cave」というエコーがかかり、また、聖堂にはいればそういうエコーがかかり、狭い部屋に入ればそういうエコーがか かるという効果も出せたりします。つまり、それらをうまく利用すると、画像と合わせることで、かなりリアルなヴァーチャル空間を作ることができるのです。
 音源も昔よりリアルになり、ゲーム用とはもはや呼べないいいものになっています。

 いろいろな複雑なシステム(ハードやソフト両方)で、リアルな音を求めている現代。しかしながら、人間の耳はもともと2ch。
 2ch・・・右と左。実はたったそれでも、人間の耳は音の干渉やわずかなずれ、反射などにより、音の位置が分かるように、本来の機能としてできています。ですから、音を作る事を忠実に再現するスピーカーが5本も6本もなくとも、その臨場感を出せるはずだという理論をもとに進化した技術もあります。
それらが、「ホロフォニクス」と「バイノーラル」です。

※「ホロフォニクス」は、耳が出す参照音との合成音との干渉を使った技術。
※「バイノーラル」は、体内での音の反射や回折、干渉などを使った技術。

 わたしは、マイケルジャクソンのアルバム「BAD」で使われたこの「ホロフォニクス」の技術に感動したんですが、その後、開発の科学者の手で、この技術は封印されました。
 しかし、ドイツでは「バイノーラル」という技術が研究され、高性能のバイノーラル用のマイクを使うと、ヘッドフォン(インナーフォン)で再生した場合に、かなりの臨場感が味わえ、一部その臨場感はドルビー以上だとされるところもあります。

 その技術をうまく使えば、ビデオカメラなどでも、簡単に立体音響を作り出せるような気がしてきます。それにもまして、複雑な変換をせずに、完璧な自然音の澄んだ音をそのまま録音できるということが可能にもなります。昔、バイノーラルのテスト音源で、雷と雨の様子をバイノーラルで録音したのを聞きました。その臨場感に飛びあがった記憶があります。ですから、ちょっとわたしもほかの友人と同じようにバイノーラルでいたずらしてみたくなりました。

 さて、その「バイノーラル」録音で、日本でも、その音を使ったアーティストとして第一人者なのが「ジョー奥田」氏なのです。つまり、われわれ、甲斐性のないオヤジたちのリーダーが、氏であり、師匠と仰いでいるのです(笑)
 
(つづく)

音を見直す・・・臨場感 その1

 時代の流れでしょうか、私も、高画質にばかりに目が行って、高音質には最近あまり気を使ってませんでした。ハイビジョンのリアルさを追い求める割には、音のリアルさはそっちのけだったなぁと感じています。
 ですが、また時代の流れも変わっているのでしょうか?それとも、周りにいる人の影響でしょうか?いやいやそうでなく、最近の流れとして、大衆も高音質に回帰しているような気がします。おそらく、映像のリアルさに比べて音のリアルさ(臨場感)が不足気味なのに気付いてきたのではないかと思います。

  たとえば、ビデオカメラで運動会やらお祭りなどを撮影します。それを大画面テレビに映すと、音の定位(どこから音が聞こえるか?)がおかしいときがありま す。また、ビデオカメラの製作過程で、音は二の次になっているメーカーもあるように思えます。つまり、音が聞こえればいいという考えです。本当は、DV方 式は、DAT並みに高音質録音できる規格であるのに。

 わたくしの例で申しますと、以前、SLのVTR撮影をしました。それを再生するの に、21型ぐらいのテレビならあまり気にならないのですが、50型ぐらいの大画面でそれを見ました。すると、SLの発車のシーンで、聞こえてくる汽笛が機 関車から聞こえてくるのではなく、左右のスピーカーから聞こえてくるのです。これでは、音像定位が画面とずれてしまい、何となく違和感を覚えます。
 これは、ただ単にハイファイ(HiFi:High Fidelity=高忠実、高再現性)のステレオ(ステレオフォニック)録音しているために、水平方向だけの定位の再現となり、あまり臨場感が出ないからと思われます。

 最近の家庭用のハイビジョンカメラは、だいぶましになりました。ある機種では、5.1chサラウンドでお録音ができ、ズームレンズとともに、音もズームになったり広角になったりしながら録音できるようになりました。しかしながら、マイク自体の性能がいいのかというと、そこに心血注ぐとはいってないようです。かえって、高性能のバイノーラルマイクなどで2chをフルに使って録音した方が、臨場感が出るような場合もあります。
 私がやってみたいのは、そのバイノーラルマイクを使った自然の撮影なのです。

 ところで、その音の臨場感を出す「サラウンド」とか、「バイノーラル」とかなんぞや?となるわけです。それらは、音で臨場感を出すための規格ですがそのあたりを次回説明いたします。