星めぐりの夜に
きれいに晴れた夜。8時半ころ、帰宅して一人食事をしていた。
居ても立っていられなくなった私は、一言かみさんにつぶやいた。
「そうだ!星撮影に行こう!」
呆れた顔をしたかみさんをよそに、夕食の残りをかきこむと、出かける準備をはじめた。
「じゃ、いってくるね」というと、「パパがんばってねぇ~」とかみさんとは対称的に子供たちはお見送りに来てくれた。
そして、真っ暗な夜の世界に出かけた。
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9時半ごろなので、まだ冬の星座が西の空に輝いている。とてもきれいだ。
しかし、西の空は木々が生い茂るだけで、ちょっとロケーションは良くないか?
東の空からは、間もなく天の川も上がってくる。しかし、東の空には街の明かりの光害が邪魔している。
悩んだが、西の空のぎょしゃ座、ふたご座、かに座、しし座と続くラインに固定した。
ふたご座は、私の星座でもあるので星の初作品としては縁起がいい。
でも、気になるのは、なんとなくしし座に追われているような気がする点だ。
予測される撮影時間は2時間半。その間、暇つぶしにワンセグテレビを見たり、音楽を聞いたりしていたがとにかく暇だ。
そして、闇がとても怖い。熊はまだ冬眠中だし、こんな春先といっても何もないところに人は来ないと思うけど、闇が怖い。でも、作品を作るという情熱が一番怖がっているのは、車が来て光を浴びてしまわないかである。さらに、濃霧注意報が出たのがさらに恐怖に。この星をお願いだから霧にまかないでほしいと願う。せっかく晴れた、この2時間半を無駄にできない。
途中、かみさんから「戻れコール(無事確認?)」が何回か来たので2時間40分で撮影はやめた。
ロケーション的には満足いかないが、星を撮影できたという感触が残った。
このデータ、今度東京行った時にひでおさんに預けますね。
ただ、F1.8だと開放しすぎて、星にシャープさが無くなってしまいました。星が線を引かず、思った通りの作品になるには、ISO3200でF2.8、6秒~8秒という環境が必要のようです。EOS KissDNの限界を知りました。でも、KissDNちゃんでこれが撮れるという自信がつきましたけどね。
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初回バージョンということで、気がむいている間、YouTubeに動画を載せます。
この作品は、Picasaで勝手に現像したのでかなり明るめの空になっていますが、予めご了承ください。というのは、私の環境では、RAW画像を一括現像処理できないので、仕方なくPicasaにまかせました。作品化はひでおさんに任せます。
この映像、あとで確認したら、途中いろいろとご褒美の特典映像も付いたのでそれなりに満足です。関係者の皆さん、お楽しみください。
「星めぐり2009春」(そのうち消す予定:笑)
6 件のコメント:
かなり星座に詳しいんですね!
それにしても、数えきれないくらいの星が映し出されているのにびっくりです。
>shoumaさん
さっそくコメントありがとうございます。
んー。マニアというかオタクというか好きなんですよぉ。天体関係>星座詳しいんですね!
こんな作品を自分でも作れるなんて、夢のような世界です。
ボクネンさんも闇が怖い、っておっしゃってましたよ。 ざぶんさんも巨匠に近づいてます?
お〜っ!これなら流れ星にお願いできますよ〜!フルサイズ、フルサイズっと。
>イナセなギンポさん
いやぁ田舎暮らししているとわかります。ボクネンさんはさらに特別の存在だって(^^;
人間より動物に近い気が・・・(・_・; ハッ!?
>大工のハルさん
フルサイズですか・・・・欲しいけど嫁許可がおりません(^^;
また、会社の経理の許可もおりません(--;
まだ、私の春は遠いです(涙)
ま、別のものも買っちゃったしね・・・(苦笑)
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