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平成22年1月10日日曜日

踏切での待ち時間


十二月のある日。

田んぼの中の道路、「カ~ン、カ~ン、カ~ン」と田舎らしくスローペースで鳴る踏切で、遠くから来るローカル線を眺めていると冬の到来を感じた。
山は雪景色、里はまだ秋の気配が残る風景。
晩秋なのか初冬なのかわからない黄昏の中、帰宅する人たちを乗せた列車は寒い風を切り裂いて走り抜けていくのだった。
乗せたいろいろな人々のストーリーを思い浮かべてたたずんでいると、長いながーい踏切での停車時間も、あっという間に過ぎて行った。

2 件のコメント:

寅さん さんのコメント...

>、「カ~ン、カ~ン、カ~ン」と田舎らしくスローペースで鳴る踏切で・・・
空気が澄んでいるから遠くまで響くのですよね。
ちょっと、良いかも?(ちょっとだけですよ。)

Zabun さんのコメント...

>寅さん
コメントありがとうございます。
そうですね、シチュエーションがいいですよね。
鉄の塊には興味がなくても、このシチュエーションに共感できるとしたら・・・

おそらく、かわむつさんのジオラマ模型クラブへの入会をお勧めします。(^^)