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平成19年5月16日水曜日

デジコン キューブ「dc3」


昨日、ある人の紹介で、山形市内にある「デジコン キューブ(dc3)」に行ってきました。
『デジコン』とは、デジタルコンテンツ・・・ここではデジタル化された映像コンテンツというところでしょうか?

山形の映像事情はどうなってるのか?日頃から心配しているところであります。
いろいろなサイトやブログなどを見ると、都市部は当然進んでおりますが、最近は田舎であっても映像配信や有能な映像や作品のデザイン集団が増えてきており、目を見張るものがあります。
山形はどうなんだ!?

山形では、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」なる世界的に有名で、世界各国からグランプリを目指していろいろな作品が送られてきます。
2003年には、「琉球電影列伝」なる沖縄特集が組まれ、戦時中のフィルムをはじめ、沖縄の復興、ウルトラマンの脚本で有名な「金城哲夫」氏の「吉屋チルー物語」や「ウルトラセブン ノンマルトの使者」、「青山真治」氏「あじまぁのウタ」(りんけんバンド、上原知子さんのドキュメント)なども上映されました。
毎年、審査の先生方もサプライズで、昨年は山田洋二監督もいらっしゃった記憶があります。
意外と海外では、山形もこのおかげで映像系の方には「おしんとドキュメンタリー映画祭の街」として知られているようです。

この「デジコン キューブ」なる会社は、アナログコンテンツをデジタルメディアチェンジしたり、個人から大規模な映像作品の提供、CM制作、現地ロケ映像の提供、ストリーミングなどの配信などをやっているのです。「国際ドキュメンタリー映画祭」に送られてくるアナログメディアをデジタル化する仕事も請け負っているとのことでした。

 今回、そのdc3の制作現場のプロデューサー丹野氏、テクニカルディレクター山川氏、ディレクター斉藤氏の三名と他2名でいろいろと話をしてきました。
 現在やっている作品のデモを見たり、いろいろな史跡のDVDを作っている話、いろいろなロケに後から使われる映像の提供、最近のデジタル機材の話・・・とどまるところはありません(笑)
 また、一緒に行ったつれは、庄内の仲間です。ときどきエキストラで映画にも出ているのでいろいろな撮影現場の裏話やら、女優さんの話も出たりしておりました。

山形では、「芸術工科大学」発足以来、アーチストやデザイナーが増えました。もちろん、それを生業とするデザイン企画会社も多く出てきております。ですから、時々目にする広告ですら、アートだなぁと感じるものも多くなっています。ただ、映像や音に関するコンテンツは、需要の関係もあるのでしょうが出遅れているような気がします。今回、dc3を訪れて、これから注目されて需要も増えそうな感じがしました。dc3のような、せっかくの素晴らしい集団も、認知度は今は低いですが、ぜひ世界に通用するコンテンツの作成をお願いしたいところです。

庄内映画村
同じ県内の庄内では、映画ロケ会社を立ち上げ、ロケ地やエキストラの提供で映画の誘致の成功を収めております。
「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」「山桜」などの藤沢周平映画、「Django!」「ICHI」「おくりびと」などかずかずの映画ロケを行っています。

その他:
山形国際ドキュメンタリー映画祭2007 開催日決定!
2007104日[木]-11日[木]

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