お帰りなさい!「C11 325」
お帰り!「C11 325」 |
私が小さい頃、これに山形に行ったそうです。もう記憶にはありません。
ただ、地元の記憶には、今でもディーゼル車のことを「きしゃ」と呼んだり、転車台があった駅の話になることで残っています。
そして、左沢線を去ったそのあとは、米沢に行き、数年で眞岡鉄道に売られ、眞岡鉄道にて大事に使われていました。
それから30年ほどの月日がたった3年ほど前、JRと地元の沿線の市町村のバックアップで、その故郷の地に戻り、走ることを企画され、昔走ったその線路に帰ることを許されたのです。
私は思い出します。3年前の最後の運航日、きっと今生の別れを地元に告げるべくならされた惜別の汽笛は今でも忘れられません。いつもよりも長く、切なく鳴った汽笛が、私のビデオカメラに残ったのはとてもうれしく思います。
毎年来るようになりましたが、最近の最後の汽笛は、「また来るよ!」とこころなしか明るく感じられます。
その雄姿を少しだけカメラで写して見ました。マニアほどよくは撮れませんが、ちょっと私らしさもいれた作品にしてます。
ちなみに、転車台がない終点の左沢駅では回転ができないので、東北に二台しか残ってないというディーゼル牽引車(?)によって、後ろ向きに繋がれ、後退しながら山形に向かうという楽しみもあります。(ディーゼル牽引車を見に来る人もいるし、後退しているシーンを見に来る人もいます)
来年もくるかなぁ。
2 件のコメント:
このC11、乗ったことがありますよ。真岡鉄道のC11って、山形ほ走っていたのですね〜。
昔から蒸気機関車が大好きで、いろいろ録音しました。長い勾配があって、まわりが山に囲まれ、響きのあるロケーションがあれば、すぐにでも録音しに行きます(笑)
コメントありがとうございます!
>まっちゃんさん
乗ったことありましたか!
というかあるに違いないと思っておりました(^^;
左沢駅は、周囲の半分を山にかこまれており、最上川沿いなので、汽笛はとても通ります。ただ、出発の時以外は踏ん張らないので、長い勾配がほしいところです。
でも、まっちゃんさんになら、ロケーションのいい内緒のスポット教えますよ。
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